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読書

2013年に読んだ本ベスト10

本棚を見なくても思い出せる本。富士日記〈上〉 (中公文庫)作者: 武田百合子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1997/04/18メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 84回この商品を含むブログ (171件) を見る犬が星見た―ロシア旅行 (中公文庫)作者: 武田百合子…

次回からの新シリーズ

アメリカ文学のクラシックを読んでいく「アメリカの影」シリーズが終わり、次回から「マンガ・イズ・ノット・デッド」シリーズが始まります。第一回のテキストはアラン・ムーアの『ウォッチメン』。たぶんU研の人は、こんな機会でもないと読んでくれないだろ…

日本語が亡びるとき

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る『私小説』読書会の参考になるかと思って読んだ。1章のIWPの話は面白く…

次回の読書会は水村美苗の『私小説 from left to right』です。

昨年から始まった「アメリカと私」(C江藤淳)シリーズ。スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』 トルーマン・カポーティ『冷血』 ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』 アーネスト・ヘミングウェイ『われらの時代』から「大きな心臓の二つの…

次回の課題テキストはヘミングウェイの「二つの心臓の大きな川」です。

われらの時代・男だけの世界 (新潮文庫―ヘミングウェイ全短編)作者: アーネストヘミングウェイ,Ernest Hemingway,高見浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/10/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 37回この商品を含むブログ (66件) を見る今回は月立課長…

ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』

ロリータ (新潮文庫)作者: ウラジーミルナボコフ,Vladimir Nabokov,若島正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 941回この商品を含むブログ (322件) を見る金曜日の『冷血』読書会、お疲れ様でした。次回のU研は極…

『冷血』の参考資料

冷血 [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2009/11/04メディア: DVD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る未視聴。カポーティ コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャー…

トルーマン・カポーティ『冷血』

冷血 (新潮文庫)作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,佐々田雅子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 159回この商品を含むブログ (198件) を見るなに、このリーダビリティの高さ。面白い。次回のU研はこれに…

はじめてのDiY

はじめてのDIY 何でもお金で買えると思うなよ! (P-Vine BOOks)作者: 毛利嘉孝出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2008/06/02メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 68回この商品を含むブログ (21件) を見る通勤の行き帰りに読了。Web上で…

ジョナサン・カラー『文学理論』

ジョナサン・カラー『文学理論』を読んでまつ。 カラーは学生のころに『ディコンストラクション』を読んだことがあったっけな。ソローの『森の生活』の分析(カラー自身の分析だったか、誰かの分析の紹介だったか?)なんて、へえへえ、感心しながら読んだ記…

久保ミツロウ『モテキ』

モテキ (1) (イブニングKC)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 33人 クリック: 1,075回この商品を含むブログ (473件) を見るある日、突然モテ期(?)に突入した、仮性童貞、非モテ男子のお話。会社の女子…

2007年のベスト3

白水社さんの方でも2007年のベスト企画をやっていました。 白水社社員が独断と偏見で選んだ2007年のベスト3 ついでに私の「2007年に読んだ文庫本ベスト3」も挙げておきます。旅の時間 (講談社文芸文庫)作者: 吉田健一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12…

「海炭市叙景」を読了。

本日は、会社の棚卸しのため群馬へ行ってました。佐藤泰志作品集作者: 佐藤泰志出版社/メーカー: クレイン発売日: 2007/10/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (24件) を見る 2週間ぐらいかけて「海炭市叙景」を読了。 世の中…

サム・プレコップの写真集

PHOTOGRAPHS作者: Sam Prekop,サム・プレコップ,伯井真紀出版社/メーカー: PRESSPOP GALLERY発売日: 2007/11/15メディア: ハードカバー クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る シカゴのバンドSEA AND CAKEのサム・プレコップが撮った写真集が来月…

小沼丹『懐中時計』

懐中時計 (講談社文芸文庫)作者: 小沼丹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1991/09/04メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (20件) を見る 小沼丹の『懐中時計』を読む。元気が出る私小説です。 何年か前、会社の昼休みに『椋鳥日記』を読んでい…

吉田健一『怪奇な話』

怪奇な話 (中公文庫 A 50-6)作者: 吉田健一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1982/08/10メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 半年ほど放っておいた吉田健一『怪奇な話』の「化けもの屋敷」を読んだのだが、これはヨシケンの…

「文藝 2004年夏季号 特集:阿部和重」

文藝 2004年夏季号 特集:阿部和重出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/04/08メディア: ? クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 家の近所のマックで女子高生たちの嬌声を聞きながら読了(特集部分のみ)。 冒頭の本人インタビューが面白い…

阿部和重「馬小屋の乙女」

グランド・フィナーレ (講談社文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (84件) を見る 祝文庫化。『シンセミア』(面白い!)を読了したばかりなので良いタイミング。 と…

引き続き阿部和重、と絲山秋子を読む。

シンセミア〈2〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (44件) を見る 文庫版第二巻読了。エンターテインメントとして単純に面白い。所々にポルノグラフィックな…

阿部和重と嶽本野ばらを読む。

シンセミア〈1〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (100件) を見る 文庫版一巻読了。中上健次というよりも、スティーブン・キングの『IT』(傑作)を思わせ…

ペッカ・ヒマネン『リナックスの革命』

リナックスの革命 ― ハッカー倫理とネット社会の精神作者: ペッカヒマネン,リーナストーバルズ,マニュエルカステル,安原和見,山形浩生出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2001/05/26メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 102回この商品を含むブログ (33件…

バルザック『ゴリオ爺さん』

ゴリオ爺さん (上) (岩波文庫)作者: バルザック,高山鉄男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/09/16メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る 3日もかけて1章を読了(全4章)。物語がやっと動き出したぐらいなので、まだ何とも言…

『叶えられた祈り』トルーマン・カポーティ

叶えられた祈り (新潮文庫)作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,川本三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (48件) を見る フィリップ・シーモア・ホフマンが主演を務めた映画が…

夜のミッキーマウス

夜のミッキー・マウス (新潮文庫)作者: 谷川俊太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (51件) を見る バーゲンに出かけたはずなのに、これだけ手に入れて帰ってきた(トルーマン・カポー…

書店周遊

家にいてもやることないんで、啓文堂 吉祥寺店→芳林堂 高田馬場店→池袋 リブロと周遊してきた。 感染爆発―鳥インフルエンザの脅威作者: マイクデイヴィス,Mike Davis,柴田裕之,斉藤隆央出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入…

『鍵のかかった部屋』コピー案 辻夏悟

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 1993/10/01メディア: 新書購入: 6人 クリック: 35回この商品を含むブログ (83件) を見る この本の点数:100点 (『東京タワ…

『鍵のかかった部屋』を読む

大戸屋で豆乳あげぱんを食べながら読了。 あー、あー、あー! なるほど。こういう話ね。思い出した!(実は8年前に一度読んでいた)。 (以下、ネタバレ注意かもしれません) 『鍵のかかった部屋』、サラサラと読めるんだけどむずかしい。ちょっとタブッキの…

ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』

その名にちなんで (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュンパ・ラヒリ,小川高義出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/07/31メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (80件) を見る 僕の専攻は「自分探し文学」、「癒し系文学」一般であ…

再び『黒い時計の旅』を読み始める(3週間ぶりに)

黒い時計の旅 (白水uブックス)作者: スティーヴエリクソン,Steve Erickson,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/08/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 115回この商品を含むブログ (128件) を見る ずっと中断していた『黒い時計の旅』を昨日か…

アメリカの読書会事情

インターネットは貧者の味方!―アメリカ文化サイトを歩くには作者: 青山南出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る アメリカの読書会事情についてに、青山南氏が書いている。 あの…