1800-06-01から1ヶ月間の記事一覧
直前に読んでいたのがたまたまイアン・マキューアンの『贖罪』だったので、期せずして現代イギリス文学をたてつづけに2作読むことになった。前々から思っているのだが、イギリス文学と日本文学の土壌はわりと近いと思う。村上春樹後の今でこそ、アメリカ文…
質問1 「ヒューマン・ファクター」という作品名に、もし邦題をつけるとしたら、あなたはなんと訳しますか。質問2 主人公のカッスルの生き方をどう思いますか。あなたは共感できますか。それとも「もっとうまくやればいいのに」と思いますか。質問3 英国人…
わたしは昔から、周期的に脳が渇いてヒリヒリする感覚に襲われることがあり、そうなると上質の時代小説でしか渇きを癒すことができない。理由はわからない。ただそういうことがあるというだけのことだ。幸いにして山本周五郎や池波正太郎、柴田錬三郎と多作…