「文藝 2004年夏季号 特集:阿部和重」
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/04/08
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家の近所のマックで女子高生たちの嬌声を聞きながら読了(特集部分のみ)。
冒頭の本人インタビューが面白い。『シンセミア』の「群像劇」というフォームが、モーニング娘。や宝塚、P-FUNK(!)の影響であることが本人の口から明かされる(ロバート・アルトマンやポール・トーマス・アンダーソンではないのだ)。
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阿部和重氏と桐野夏生氏の対談で、桐野氏が「私も『シンセミア』のような小説を書きたい」と発言している。これが実現したら物凄い傑作になりそう。