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後ろ向きで、後ろに進む

別に鬱ではないのだけれど、何に対しても全くやる気が出ない。興味もない。仕事の方が猛烈に暇で、これが原因かもしれない。

家でレコード棚を見ていると、全てのCDとレコードをディスク・ユニオンにでも叩き売りたくなってくる。本棚の本を、全て焚き火にくべて燃やしたら、どんなに気持ちがいいだろう。やはり人生、身軽が一番だ。

こういう「後ろ向きで、後ろに進む」ような思考に取り付かれている時は、髪を切るのが一番いいので、近所の美容院へ行く。
たぶん10歳近くは離れているであろう美容院の若者たちと話すのは良い気晴らしになる。「うちの彼氏、自転車に乗っている女子高生を見るのが好きなんですよ〜」という美容師さんに対して「それは、なかなかインディーズ系(←?)の好みだねえ」とか、最近、彼女と別れたというシャンプー係の青年に対して「どうやら君は結婚向きの性格じゃないねえ(←すごく失礼)。でもまあ昨今は4人に1人は離婚する(←極めていい加減なデータ)って言うから気にしないほうがいいと思うよ」などと喋るのは、わりに楽しい。
皆、気持ちのいい若人ばかりで、すこし気分が明るくなる。

夜は同居人の読書の邪魔をして、20時を過ぎたら、何だか体がだるくなってきたので寝た。

ウィルダーネス

ウィルダーネス

SEA & CAKEのギターの人のソロ。なんつーか、とても地味で繊細な音楽。60年代ロックを思わせるレイドバック感。ボーカルの質感だけ聴いていると、とても2004年のレコードだとは思えない。同じSEA &CAKEだったら、私はサム・プレコップの新作のほうが好きです。