モートン・フェルドマンは予想通りの音だった。いい意味でも悪い意味でも。

体調、なんとなく回復中です。

Piano & String Quartet

小さな音でピアノがポロロロン…と鳴り、ストリングスが、これまた小さい音でギー…と鳴る。これが何と８０分近く続く（聴いている途中で寝てしまったため、最後まで続いたのかどうかは確認できず。もしかしたら、最後にピアノに油をぶちまけ火を放ち、斧で鍵盤を叩き壊すような、壮大なエンディングがあったのかもしれない）。

何ともアンビエントな音楽です。同じアンビエントでもハロルド・バッドみたいにメロディックなものより、こっちの抽象的なメロディの方が、就寝時にはいいみたいだ。ハロルド・バッドについては、ブライアン・イーノと組んだ作品より、これがベストだと思います。たゆとうような一曲目が最高。静謐なジャケットもいいし、ライトな（悪く言えばペラペラな）ミックスもマイナスではない。

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