マイルス・デイビス『BIG FUN』

Big Fun (Sl)

　
　マイルス・デイビスの音楽を知って、かれこれ20年近く経つのですが、これは初めて聴きました。60年代後半〜70年代前半の色々なセッションを、プロデューサーのテオ・マセロが切った貼ったしてでっちあげた（？）一枚。

　この退屈さ、すごい。。。（←誉めてます）一体どこが「BIG FUN」なのか。

　合わせて40分以上あるボーナス・トラックも合わせて聞くと、退屈さはますます際立ちます（←誉めてます）。

　全体的にスペイシー（(C)山下達郎）かつ、アンビエントであり、ウェザー・リポートやブライアン・イーノの先駆と言えるかもしれません(ていうかジョー・ザヴィヌル色が濃いようです）。

　もっと何か言いたいのですが、必ず聞いている途中で寝てしまうので全体像が見えてきません（←誉めてます）。ミステリアス。

　『オン・ザ・コーナー』、『イン・コンサート』も手がけたコーキー・マッコイによるジャケットも香ばしく、もしかしたら、この瞬間では、一番好きなマイルスのアルバムかも（明日は、分かりません）。