今年も文学フリマが近づいてきた。
参加応募人数は過去最高。
春期の開催も決まって、ますます盛り上がる文学フリマ(事務局の方々、ほんとお疲れ様です)。
…なのですが、今年、U研は文学フリマに参加しません。。。
お休みなのです。
理由は色々とあるのですが、やはり、みんな年をとり、忙しくなってしまったということが大きいです。
日々の残業、合コン、子育て、ケンカにナンパ、引越し、合ラン、個人でコミケ出展…
5、6年前から27歳のまま年をとることを止めたid:URARIAさん以外は、みんな30歳を越えました。機敏に動いてくれるフレッシュな新人が入ることもありません(会長と編集長の社内での人望不足が原因か)。
そもそも最近、入社してくる若い人はあまり本を読まないようです。漫画さえ読まない人が多い気もします(…)。
ちなみに過去5年間の参加で頒布してきたものは以下の通りです。
02年 一億三千万人のための高橋源一郎入門 (←文学フリマスタート)
03年 大島弓子だって文学である
04年 蹴りたい、春樹。
05年 戦争文学がこんなにわかっていいかしら(←戦後60周年)
06年 白水Uブックス超入門(←一つの区切りとして)
その時、その時、なるべくキャッチーで、世間にありそでないものを目指して作ってきた気がします(例えば思潮社の高橋源一郎本よりU研の方が早かった)。
毎年、今の時期は文学フリマの編集作業で忙しいはずなのですが、見事に暇です(逆に仕事が忙しい)。吉田健一ファンブックでも作って、個人で文学フリマに参加すればよかったのでしょうか。
それはそれとして、単なるお客さんとして、文学フリマに参加するのが、実はけっこう楽しみです。