明日からできる速読法

　今日の昼食は南野さん（id:URARIA）と一緒だった（『9条どうでしょう』を借りた）。夏に予定されているUブックスのフェアの企画を含め色々と話をする。

　最近の南野さんは、ダンボール１箱分溜まってしまった積読本を読破する毎日らしい。会社の行き返り１時間だけで、最低でも1冊は本を読んでしまうというから、結構なペースだ。

　かねてから南野さんの速読には定評があるので、そのコツを聞いてみた。

「上巻・中巻・下巻に分かれている本だったら、中巻は飛ばして読むことね」
「へえ…」
「というより、中巻を買い忘れたのに最後まで気がつかなかったって感じ？」
「お金の節約にもなりますね」
「これを1冊の本にも応用するのよ。例えば、ミステリ小説は最初と最後の部分しか読まない」
「なるほど」
「そもそも私、ミステリの面白さが分からないから、ミステリを読むこと自体が無いんだけど」
「ある意味、究極の速読法だ」
「あと、早く読むためには、本の内容が途中で分かんなくなっても、とりあえず最後まで一気に読み通すことが大事ね」
「どんな本でも最後まで読めば、ピコーン!（(C)舞城王太郎）と辻褄が合う、と」
「ううん、読んだ本の内容がぼんやりしていることなんてしょっちゅうよ」
「読書から得る夢見心地の時間…、これぞ大人の悦楽ですね」

　うーん、とっても実践的！（このエントリー、実話です）