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親知らず血溜りに

明日から、文学フリマの冊子のレイアウトをしなければいけないので、親知らずが痛みもなく回復してくれることを祈りつつ、昼寝(いや、ほんとに二晩寝れなかったんですよ…。生き地獄でした)。

レイアウトの前に、まず自分の原稿を書かなければいけないので(比喩ではなく)血を吐くような思いでキーボードをぶったたく。アヤヲ会長に出されたお題は「アメリカの戦争文学」…って、よく知らねえ!

以下は、へろへろになりながら書いたメモ。

第一次大戦には、アーネスト・ヘミングウェイは衛生兵として、ジョン・ドス・パソスは救急車の運転手として従軍している。またハードボイルド・ミステリの祖となったダシール・ハメットもヨーロッパへ行った。

村上春樹の翻訳などで人気があるフランシス・スコット・フィッツジェラルドは軍隊に入ったものの結局、ヨーロッパに行かずに除隊している。ヘミングウェイドス・パソスと違って、フィッツジェラルドは戦争小説と呼べるようなものは残さなかった。

ウィリアム・フォークナーは身長不足で米陸軍に入れず、カナダ空軍に入隊したものの戦地に行く前に終戦となった。フォークナーが南部という「敗戦国」にこだわり続けたのは、この大戦に「戦勝国」として参加することができなかったからではないか。

面白くねえ…。書いててもつまんねえし、自分で読んでもつまんね。もう少し寝よう。