『ナジャ』から遠く離れて(…じゃだめじゃんよ)
- 作者: Andre Breton
- 出版社/メーカー: Gallimard Education
- 発売日: 1972/04/01
- メディア: マスマーケット
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昨日は、3ヶ月ぶりのU研の定例会。以下、箇条書きで。
目白のブックオフで安野モヨコの『働きマン』(ISBN:4063289990)を買って、待ち合わせ場所へ。
一次会は、フレンチの店。西武池袋線からよく見えるのでずっと気になっていた店である。BGMはブルーノートのジャズ(フレディ・ハバートとか)。
となりの席のカップルが訝しそうにチラチラとこちらを見ていた。なぜ?
内海さんが今回のキュレータ(会の主導権を持っている人)。内海さんが開会の挨拶をする。「僕はバタイユがやりたくて大学に(略)5限がブルトンの授業で(略)フランスでは詩人の地位が(略)岩波文庫版の解説によると(略)」。
プロの実作者である極楽寺坂さんより鋭い意見が飛ぶ。「あ、内海さんの大学では、『5限』って言い方するんだ!」
id:URARIAさんの発言。「『美とは痙攣的』って最後に書いてあるけど、これってどういう意味? 『美はぷるぷるしている』ってこと?」。
月立さんの発言。「ぷるぷるとかじゃなくて、美は不随意的なものだってこと! それが分からないで、この本を読んだといえるのかっ!」
僕の発言。「シュルレアリストのサークルって、今で言うと裏原系のサークルみたいですよね〜」
アヤヲ会長の発言。「いや、ぜんぜん違いますから」
店の照明がほの暗いので、まだ8時ぐらいなのに、皆うとうとし始める。
id:nahochikaさんの発言。「ねえ、あんた(私のこと)の髪型って『栗』を意識してるの?」
二次会はid:URARIAさんの行きつけの店へ。みんな小さい集団を作って、『ナジャ』から遠く離れたことを話している様子だった。
「様子だった」というのは、僕はずっとid:URARIAさんの歴史萌え話を聞いていたので、他が何を話しているのか分からなかったのだ。
歴史の講義は、いかに山本五十六に萌えるか、から始まり、約2時間かけて現代中国史で終わった。
僕の発言。「いやあ、勉強になったなあ!」
アヤヲ会長の発言。「今日の辻君は、まるでサンドバックのようですね」
そんなこんなで、夜は更けていった。