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『ナジャ』から遠く離れて(…じゃだめじゃんよ)

Nadja [French]

Nadja [French]

昨日は、3ヶ月ぶりのU研の定例会。以下、箇条書きで。

目白のブックオフ安野モヨコの『働きマン』(ISBN:4063289990)を買って、待ち合わせ場所へ。

一次会は、フレンチの店。西武池袋線からよく見えるのでずっと気になっていた店である。BGMはブルーノートのジャズ(フレディ・ハバートとか)。

となりの席のカップルが訝しそうにチラチラとこちらを見ていた。なぜ?

内海さんが今回のキュレータ(会の主導権を持っている人)。内海さんが開会の挨拶をする。「僕はバタイユがやりたくて大学に(略)5限がブルトンの授業で(略)フランスでは詩人の地位が(略)岩波文庫版の解説によると(略)」。

プロの実作者である極楽寺坂さんより鋭い意見が飛ぶ。「あ、内海さんの大学では、『5限』って言い方するんだ!」

id:URARIAさんの発言。「『美とは痙攣的』って最後に書いてあるけど、これってどういう意味? 『美はぷるぷるしている』ってこと?」。

月立さんの発言。「ぷるぷるとかじゃなくて、美は不随意的なものだってこと! それが分からないで、この本を読んだといえるのかっ!」

僕の発言。「シュルレアリストのサークルって、今で言うと裏原系のサークルみたいですよね〜」

アヤヲ会長の発言。「いや、ぜんぜん違いますから」

店の照明がほの暗いので、まだ8時ぐらいなのに、皆うとうとし始める。

id:nahochikaさんの発言。「ねえ、あんた(私のこと)の髪型って『栗』を意識してるの?」

二次会はid:URARIAさんの行きつけの店へ。みんな小さい集団を作って、『ナジャ』から遠く離れたことを話している様子だった。

「様子だった」というのは、僕はずっとid:URARIAさんの歴史萌え話を聞いていたので、他が何を話しているのか分からなかったのだ。

歴史の講義は、いかに山本五十六に萌えるか、から始まり、約2時間かけて現代中国史で終わった。

僕の発言。「いやあ、勉強になったなあ!」

アヤヲ会長の発言。「今日の辻君は、まるでサンドバックのようですね」

そんなこんなで、夜は更けていった。