優秀な新人を獲れ

「若い人の感性」なんて言い回しは、あまり好きではない。つーか、私は、そもそも若い人自体が好きではない（若い異性は除く）。しかし新しい人間が入らないと間違いなく組織は停滞する（←サラリーマン生活の中での実感）。

Ｕ研も今年で７周年である。

発足当初は、たった５人であった。現在は、たった７人。そろそろ新しいメンバーを入れて会の活性化を図り、せめてアイスホッケーの試合に参加できるぐらいの人数にしたい。

そんなわけで、土曜出勤（お留守番のようなもの）で、することもないので、会社のイントラ上にアップされた新入社員の自己紹介文をチェックする。

文章の中に「文学が好き」、「B-BOY文学」、「P.S.小説を書いてます、俊平」、「実は、白水社に就職したかった」、「そして、みんなクレイジーになっていく…」など、Ｕ研に入る人特有の香ばしいキーワードや電波語がないか目を皿にして探す。

やっぱり、いなそうだなあ、今年も…と思っていたら「本を読むことと、集めるのが好き★」のひとことが目に飛び込んできた。「読む」だけならともかく「集める」とは？　もしや真鍋博ワークスや北園克衛ワークスのコンプリートを目指す趣味人？　いや、ディック・ブルーナが装丁した本を全て初版で集めようとしている蛮勇の持ち主！？　これは、もしや！？（たぶん、続かない）