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絶不調だし、吉田健一でも読んでみた。

「はやりやまいはやはりやばい」(C綿矢りさ)。

不眠症的症状(木曜夜)→過眠症的症状(金曜昼〜夜)→極度の貧血と偏頭痛(土曜深夜〜夜明け)→極度の腹痛(日曜深夜〜朝)→偏頭痛リターンズ(本日)と、思わず病気自慢してしまうほど絶不調です。

これは恋ではない―小西康陽のコラム 1984‐1996

これは恋ではない―小西康陽のコラム 1984‐1996

日曜に布団に寝ながら読んでました。つくづく文章うまいなあ、この人。最初期の村上春樹みたい。
小西さんの本を読んでいたら吉田健一が無性に読みたくなる。

金沢・酒宴 (講談社文芸文庫)

金沢・酒宴 (講談社文芸文庫)

と、読み始めるのだけれど、4、5ページぐらい読んだところで、猛烈に叫びだしそうになり中止。あのまわりくどい文体、健康体のときに読んだ方がいいみたい。そこで先日買ったばかりのジャック・ジョンソンの最新作を引っ張り出す。

In Between Dreams

In Between Dreams

いいなあ。ほっこり和むよ。

鼻歌系の歌なのに、このメロディの引き出しの多さ。節回しや、音像に漂う同時代感。ヒップホップからレゲ、ブルーズ、ファンク、フォーク、ボサノヴァまでをナチュラルに咀嚼した雑食性。しかも出てくる音楽は、極めてシンプル。要するに、最高ってことじゃないか。しかも売れている。凄い。もっともっと売れて、どうでもいいような音楽の棚までを占領して欲しい。