●1999年から続く文化系サラリーマンたちの読書会。白水社さんを勝手に応援中です。
●メールはu_ken7@yahoo.co.jpまで。
●当ブログのコンテンツ
U研って何?メンバーこれまでの歩み活動レポート掲示板リンク集


昨日はU研の新年会。高田馬場の呑み屋に集まる。隣の席で、女子大生のゼミコン(らしきもの)が行われており、女の子たちのあまりの声の大きさに、お互いの声が聞き取れず、ほとんど怒鳴り合いのような会合となる。


スティーヴン・ミルハウザー『バーナム博物館』について、皆がわめき散らしたことをメモしておくと…


1)面白く読める。


2)だが、同じようなことは筒井康隆が何十年も前にやっている。


3)もちろんボルヘスカルヴィーノも何十年も前にやっている。


4)今(出版当時)、こういうメタフィクショナルな小説を書く意図が分からない。


5)「文学度」から言ったらスティーヴン・キングの方が上ではないか。(←極論)


…という感じで、留保付きの肯定的評価という感じでしょうか(違うか)。


メンバー各人のレポートについては、ホームページに近日中にアップします。
(よね? 内海さん。テキストデータで送ります)


二次会はカフェへ。いつのまにか2グループに分かれ、僕は、id:urariaさん、U研会長のアヤヲ君と、日々の労働の話など。主に私が愚痴り、アヤヲ君が「ぼく、文学が好き!」と唾を飛ばしながら叫び、id:urariaさんがダメな後輩男子二人に説教するかたちとなる。


…何はともあれ楽しい宴でした。