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昨日はU研の新年会。高田馬場の呑み屋に集まる。隣の席で、女子大生のゼミコン(らしきもの)が行われており、女の子たちのあまりの声の大きさに、お互いの声が聞き取れず、ほとんど怒鳴り合いのような会合となる。
スティーヴン・ミルハウザー『バーナム博物館』について、皆がわめき散らしたことをメモしておくと…
1)面白く読める。
2)だが、同じようなことは筒井康隆が何十年も前にやっている。
3)もちろんボルヘスやカルヴィーノも何十年も前にやっている。
4)今(出版当時)、こういうメタフィクショナルな小説を書く意図が分からない。
5)「文学度」から言ったらスティーヴン・キングの方が上ではないか。(←極論)
…という感じで、留保付きの肯定的評価という感じでしょうか(違うか)。
メンバー各人のレポートについては、ホームページに近日中にアップします。
(よね? 内海さん。テキストデータで送ります)
二次会はカフェへ。いつのまにか2グループに分かれ、僕は、id:urariaさん、U研会長のアヤヲ君と、日々の労働の話など。主に私が愚痴り、アヤヲ君が「ぼく、文学が好き!」と唾を飛ばしながら叫び、id:urariaさんがダメな後輩男子二人に説教するかたちとなる。
…何はともあれ楽しい宴でした。