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残業しながら、月立晶先輩（Ｕ研長老。日曜詩人）と「韓流ブームだけに、今年の忘年会は韓国料理ＤＥＡＴＨよね〜。プルコギにＪＩＮＲＯですＹＯね〜」などと話す。そうか。もう、今年も終わりか…。仕事を片付けた後は、ひとり原宿へ。Ｊ・ＣＲＥＷに可愛いボーダーのニットがあったので、会社で着るか、と買う。

はっきり言って性格がケチなので滅多に服を買わない。服を買おうと、お店に行っても、「サラリーマンだから、土日しか私服を着ないとすると、１ヶ月、８日ぐらいしか私服を着ないことになる…ワンシーズンを３ヶ月と考えると、例えば今年の冬用に服を買っても、最高で２４回しか着ないことになり、しかも家にいるときはスウェットでいいから云々…」と考えてしまうぐらいケチだ。ブランドにもこだわりはない。とはいえ、Ｊ・ＣＲＥＷだけは例外的に好きで、それは、昔はやんちゃだったヒップホップの人が、ちょっと大人になった時に着るような、実に文化的なイメージがあるからだ（←妄想）。

「また、こんな、やらずぶったくりの服を買っちゃいましたよ」（参考：吉本隆明ｘ埴谷雄高論争）と、うそぶきながら、全身をコム・デ・ギャルソンできめて、会社に行く時もアイパッチを付けたＵ研会長・松浦アヤヲみたいな男を「お洒落さん」というのだろうな。見習いたい。