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次回の読書会について〜小林秀雄の「モオツァルト」

モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)

モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)

昨年から始まった「魂の読書会」シリーズも残すところ後2回。

次回のキュである内海さんより告知です。

2008年第一回目の読書会の課題図書は小林秀雄の「モオツァルト」です。

小林秀雄は、皆さんも高校の現代文などで読んだこともおありではないでしょうか。なにを言いたいのかわからない、わけわからん、一体なんのためにこんなに難しいんだ、等々いろいろと感想をお持ちかと思われますが、日本の文芸批評を代表する著者の文章を一度熟読してみませふ。

「批評」とはなにか。音楽を論じるとはどういうことか、など様々なテーマで語れる素材ではないかと思います。

参考文献などは後ほどお知らせしますが、「モオツァルト」の簡単なデータを紹介しておくと、昭和二十一年十二月「創元」に発表。小林が戦後発表した初めての文章です。戦時中「実朝」などを発表した以外、長い沈黙を経たあとに、鮮やかに現れた文章は、多くの人々に影響を与えました。

新潮文庫『モオツァルト・無常という事』などに入っています。新潮の全集からコピーすることもできます。

参考文献などについても、追って告知があるようです。