2月2日の読書会について
- 作者: 山中恒
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 1996/03
- メディア: 単行本
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2月2日の読書会について、なぜ今回は課題図書がUブックスでなく、山中恒の『おへそに太陽を』をなのかとか、このブログで会長による長期連載「娘に語るUブックス」(辻による参考文献ガイド付き追補版)をやることとか、色々と書くことはあるんですが、今日、眼科に目の検査に行ったら結果があまり芳しくなく、読書好きとしては少しナイーブになっているので、頭の中がまとまらない。いつものことだが。
とりあえずレポートの締切は明日ですのでよろしくお願いいたします。
今日はカーソン・マッカラーズの『心は孤独な狩人』(新潮文庫・絶版)と、内田百輭の『阿房列車』(ちくま文庫)を読んだ。内田百輭の本より。
こんな曖昧な処置に出たのは、国鉄が段段に高貴なる官僚精神を失いつつある証左であって、人が嫌ってもいいから、毅然としてサアヴィスを行うと云う精神に欠けている。サアヴィスとは愛想顔、御機嫌取りの意味ではない筈である。(p353)
「高貴なる官僚精神」というのがいいですね。