2006年ベスト10(音楽&小説編) 辻夏悟
ご無沙汰してます。ずっと仕事してました(来年はもっと更新するようにしまつ)。
12月15日にU研の忘年会があるので、課題の「2006年何でもベスト10」をアップします。読書と音楽鑑賞だけが趣味なのに、どちらもサボって、ひたすら労働した一年でした。
★ベスト5(音楽編)
1.マイルス・デイビス&ギル・エヴァンス『ドリトル先生』(asin:?)
2.aiko『全アルバム』(asin:B000GRUR78)
3.ジョアン・ジルベルト『ジョアン・ジルベルトの伝説』(asin:B000064TQC)
4.ソニック・ユース『WASHING MACHINE』(asin:B000003TBS)
5.高橋悠治『ゴルトベルク変奏曲』(asin:B000FGG1XE)
1.はマイルスとギルのコラボによる最高傑作。『ポーギーとベス』より黒く、『スケッチ・オブ・スペイン』よりエモーショナル、『マイルス・アヘッド』よりエレガントで、『クワイエット・ナイト』よりもクール。村上春樹の『ヤクルト・スワローズ詩集』と並ぶ「伝説の」(←無いだけに)名盤。
2.日本最高の女性SSW。正直、どれか一枚とか一曲とか選べない。歌、曲、ルックス、全て好みであり、文句のつけようがありません。
3.今年は「韓国で『ジョアン・ジルベルトの伝説』が再発された年」として記憶されるだろう。日本版、フランス版を持ってはいるが、一応、保存用に買っておいた。曲順をオリジナル通りに並べ替えて、IPODでひたすら聴いた。ボサノヴァとは畢竟、ジョアン・ジルベルトのことである(と、祖母が寝言で言っていた)。
4.夏にソニック・ユースの新作が出たが、実際に聴いていたのは、こちら(や、ジム・オルークの参加したニューヨーク3部作)。タイトル曲の間奏、VUライクなインチキっぽい音色のギターだけでご飯3杯はいける(←キムタク風)。
5.『時をかける少女』をきっかけに、改めてバッハを聴きだした。グールドより高橋悠治のパラパラした軽いピアノのほうが好みだ。紙ジャケによる再発。
ベスト5(小説編)は日を改めてアップします。
5+5でベスト10ということで。。。。