文学フリマ冊子内容の紹介

実例校正教室

　id:URARIAさんが、今回の文学フリマ冊子の校閲を、会社を休んでまでやってくれると言う。テキストの登場人物や作品タイトルなどの固有名詞、引用文、年度などについて、毎年、ググッたり、原典に当たったりの校閲が、実は編集で一番手間のかかる作業だ。神経がやられる。これは冊子の全ての文言について、校閲者が一切を引き受けるということを意味する。責任重大だ。昨年は「キューブリック事件」と言うのがあって、アヤヲ会長が『博士の異常な愛情』について書いた間違いを、私が印刷直前にフリーハンドで直したら、アヤヲ会長のトラウマとなってしまった。今でも自分の原稿に殴り書きされた私の汚い手書き文字を夢で見るという…。しかし校閲者としては間違いは見逃せないのだ。

　…と、ここまで書いておけば、URARIAさんはマジメにやってくれるであろう。任せますよ！

　なお肝心の「白水Uブックス超入門！」の内容ですけど

■イントロダクション

■PART　1
白水Uブックス超入門!
・娘に語るUブックス
・編集部長が語るUブックス

■付録
Uブックスイラストーリー

■PART　2
読書会のすすめ
・読書会のすすめ（理論編）
・読書会のすすめ（実践編）
・ポール・オースター『鍵のかかった部屋』
レポート&読書会誌上再現

■PART　3
Uブックスレポート集
〜Uブックスと歩んだ8年間の軌跡〜
・Uブックスレポート集

■PART　4
豪華付録
・ブックフェア顛末記
・文学フリマについて
・Uブックスカタログ採録

■編集後記

という感じです。