インター・ディスコミュニケーション
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 単行本
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「最近、小熊英二を集中的に読んでるんですよ。英二たん、ハアハア」と、会社で言い続けていたせいか、
小熊英二のはなしをききます(脳内予定)
と、昼休みにU研のid:URARIA姐さんからメールで呼び出しを受けた。
やべ、シメられるのか? と思ったら、近所のカレー屋に連れてってくれるという。ザアザア振りの雨の中、なぜか傘を持たない(侠気の表れか?)URARIA姐さんの後を、のこのこと付いていく。
着いたカレー屋は、シックなカフェのようなつくりのお店だった。カレーもオーガニックな感じで悪くない。
さて、事前にURARIAさんからメールがあったように、一応、URARIAさんは英二たんのことが知りたいのかなあと思っていた僕は「そもそも小熊氏の方法論はフーコーの系譜学っつーか…」などと小熊氏の考え方の概観から、著作の流れ、何から読むべきかなどを知ったかぶりして話した。
そして、僕が喋り終えるとURARIAさんは待ってましたとばかりに言ったのだった。
「で、特攻のことなんだけど!」
なんだ。
英二たん、ぜんぜん関係ないじゃん!
そして特攻の話を一通り聞いたあと、僕が「大文字の物語が失効してから、僕みたいなペラペラ星人でも生き辛い世の中なんですよねえ…。まったり革命も失敗した今、ただ、のんべんだらりと仕事をしながら毎日を過ごすのは、すげえストレスフルですよ」と愚痴ると、「ふんふん、ふんふん(と、肯いて)…あのね、マジメに仕事しなさい、仕事を。そんなこと悩んでる暇があったら、まずあんたが売ってるもんを黒字にすんのが先でしょ!」と、結果としては、予想通りシメられたのだった。
ともかくURARIAさんが、僕の知らない新しいお店を知っていることはよく分かった。また、美味しいところがあったら教えてください。