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600字じゃ足りねえよ!(←極楽寺坂さんのメールより)


鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)


 極楽寺坂さんと、今回特別ゲストとして参加してくださる白水社宣伝部の「大型新人」コさん(仮称)から早速、読書会のレポートが送られてきたよ。

 
 極楽寺坂みづほ『鍵のかかった部屋』書評(採点付き)

 
 白水社宣伝部・コさん(仮称)「友人をめぐる物語」

 
 今回は読書会までの日程がタイトだったから、事前に「さらさらさらと、600字ぐらいで書評をかいてくらさい。U研のメンバーの人は採点も添えて★」と伝えているので、いつものレポートよりは短め。

 
 極楽寺坂さんの採点は良いのか悪いのか判断できません!(伊坂幸太郎を読んだことがありません)


 極楽寺坂さんにとって、ポール・オースターは同時代の作家という感じなのかなと思ってましたが、そこらへんはどうなんでしょうか。わりと目指している方向は近いのかなあ、と。


 コさん(仮称)のレポートは初々しくていいですね。イイネ!イイネ!イイネ! 


 オースターと春樹とチャンドラーに共通する「ロスト・アンド・ファウンド」というテーマの指摘も鋭い。春樹は意識的にチャンドラーの物語構造を参照しているし、チャンドラーを媒介に春樹とオースターが繋がるというのは面白いと思う。


 「ロスト・アンド・ファウンド」の原型っていうのは、いわゆる聖杯物語になるのでしょうか?(→内海さん)


 そして、宣伝部だけあって、最後ちゃんと広告になっているのが流石です。