600字じゃ足りねえよ!(←極楽寺坂さんのメールより)
- 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1993/10/01
- メディア: 新書
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極楽寺坂さんと、今回特別ゲストとして参加してくださる白水社宣伝部の「大型新人」コさん(仮称)から早速、読書会のレポートが送られてきたよ。
今回は読書会までの日程がタイトだったから、事前に「さらさらさらと、600字ぐらいで書評をかいてくらさい。U研のメンバーの人は採点も添えて★」と伝えているので、いつものレポートよりは短め。
極楽寺坂さんの採点は良いのか悪いのか判断できません!(伊坂幸太郎を読んだことがありません)
極楽寺坂さんにとって、ポール・オースターは同時代の作家という感じなのかなと思ってましたが、そこらへんはどうなんでしょうか。わりと目指している方向は近いのかなあ、と。
コさん(仮称)のレポートは初々しくていいですね。イイネ!イイネ!イイネ!
オースターと春樹とチャンドラーに共通する「ロスト・アンド・ファウンド」というテーマの指摘も鋭い。春樹は意識的にチャンドラーの物語構造を参照しているし、チャンドラーを媒介に春樹とオースターが繋がるというのは面白いと思う。
「ロスト・アンド・ファウンド」の原型っていうのは、いわゆる聖杯物語になるのでしょうか?(→内海さん)
そして、宣伝部だけあって、最後ちゃんと広告になっているのが流石です。