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マリンブルーの風に吹かれて


 会社の帰り際、後輩に一条ゆかりの『有閑倶楽部』を借りた。


 な、懐かしいじゃないか。。。。


 中学生の頃、僕は圧倒的に『りぼん』派だった(他に何派があったのかは寡聞にして知らない)。


 当時、『ときめきトゥナイト』は既に第3部が始まっており(中学生の僕が読んでも、ちょっと子供っぽかった)、吉住渉は『四重奏ゲーム』でデビューし(こちらはやたらと大人っぽい漫画だと思った)、『星の瞳のシルエット』は「もう毎号クライマックス!」だったし(日野君の不甲斐なさに苛立った)、『ちびまる子ちゃん』はブレイク寸前、『お父さんは心配性』は色々な意味で「ブレイク」し、(さくらももこ岡田あーみんのコラボは、アメリカのR&B界のコラボ流行りとパラレルをなしていた←本当かよ)、後に『天使なんかじゃない』(傑作)、『NANA』(僕はあまり好きじゃない)を描く矢沢あいの漫画は僕にはシリアスすぎて読めず、たまに読み切りを描く谷川史子はリリカルだった(彼女の漫画で僕はあがた森魚を知った)。


 最近、漫画を読んでも、あの頃のようにときめかない。タイトルも作者名も覚えられない。別に最近の漫画がつまらなくなったのではなくて、ただ単に僕が変わっただけである。 


 というわけで内海さんの力作『ナジャ』レポートをアップ。


 http://d.hatena.ne.jp/natsugo/00780401


 これでアンドレ・ブルトン『ナジャ』祭りもひとまず終わり。今後は、昨年の冬の読書会で読んだスティーヴン・ミルハウザーのレポートをアップしていきます。


バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

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