プラクティカルな、あまりにプラクティカルな

家で、同居人が録画していた「情熱大陸」を観る。クローズアップされているのは雑誌「LEON」の編集長。

「LEON」は男子の欲望ズル剥けのソウルフルなコピーと、極めてプラクティカルな内容（「メンズ・ノンノ」や「ファイン・ボーイ」を読んで、そこに出ている服を着ようとは僕は思いません）が香ばしいので、僕もわりと立ち読みしている。

「『ちょいワル』なんて流行は、すぐ終わる」、「『LEON』なんか読んだって何も身につかない」（注：引用は全てウロ覚え）と、うそぶく編集長はクールだった。編集部員が撮ってきた写真に「こんな写真で読者の目が留まるのか」と駄目出しする姿もクール。

「これからは夜ゴルフだぜ」と、取材を兼ねて、真っ暗い夜のゴルフ場をカートで回る編集長。どう考えても暗くてボールなんて見えなさそう。その姿に、なんか、すごい壮絶なものを感じた。

あと、量産されるキャッチコピーから判断する限り、胸派じゃなくて、尻派だね、この編集長は。これは間違いないはず。