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チェット・ベイカー『シングス』

 U研のid:URARIAさんに「ああ、このブログに人格を疑われるぐらい、くだらないことを書きたい!」と告白したら、その時点で人格を疑われた辻です。

 日常生活での抑圧が激しすぎて、最近は毎晩のように巨大な蛾に自分が生育される夢を見ます。フロイト先生が生きていたら「蛾男」とでも呼んでくれそうです。昨晩の夢では、蛾に加えて巨大なトーテムポールが出てきました(何の象徴でしょうか)。

 そうそう、今日は夏休みをいただいてました(一人、銀座で映画『トランスアメリカ』を)。

Sings

Sings

  今はエアコン代わりにチェット・ベイカーの『シングス』を聴いています。最近ではすっかり激安カフェ・ミュージックとして高度消費されているチェットですけど、このレコードは未だに変なアウラがあって良いですね。他はだいたい甘過ぎるか、一味足りなく感じます(歴史的なジェリー・マリガンとのカルテットでさえも)。

 このアルバムだって、実はべたべたに甘いのですが、ラス・フリーマンの軽快なピアノと、爽やかなジャケットに救われてます。

 高校時代に付き合っていた女子にこのレコードをあげて「全部同じ曲に聞こえる」と言われたのは遠い夏の日の思い出(大学時代の彼女にトム・ウェイツの『クロージング・タイム』をあげて、これも「全部同じ曲」と…。僕の好きなレコードそんなのばっかです)。

 と思わず、誰にも頼まれてないのに自分語りをしてしまいました。今度はもっとくだらないことを書きます(でもエロス系が禁じられているので何も書けそうにない自分がいます)。

 ではまた、オリンピックの年に!