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白水Uブックスフェア、行ってきました。

 行ってきました。啓文堂書店・吉祥寺さんの夏の白水Uブックスフェア。

 とりあえず書店へ向かう前に、吉祥寺にいる大学の恩師に挨拶に行く。
 「こんにちわ」と言っても、一瞬、誰だか気づかれない。昔は肩にかかるまで髪を伸ばしていた*1のに、今はモブノリオ氏みたい頭だから当然か。あと、やはり訪ねる際は、まず連絡を一本入れておくべきだったか(…)。

 一応、夏のUブックスフェアについてご報告する。恩師「それって、アルバイト?」 辻「NO! NO!(←英文科だったので)、魂の労働ですYO!」。

 1時間ばかり雑談した後、著者割引で恩師の最新刊を購入し、座を辞す。

 そして、いよいよ啓文堂書店さんへ。

 まず今回のブックフェアに尽力してくださった書店員のM川さんをみつけてお礼をする。どうやら順調なペースで売れているとのこと。

 売れ筋はスチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』など。ドナルド・バーセルミの『雪白姫』やアポリネールなども地味に売れているらしい。私が遠くから棚をこっそり観察していると、乳母車を押した若いお父さんがアポリネールの『異端教祖株式会社』を立ち読みしていた(…なんと素敵な光景!)



 いや、モノが売れるって嬉しいですね。どこかでだれかが今回のフェアで買った本を読んでいるところを想像する。これは、ある種のコミュニケーションだなー。

 フェアは8月下旬までやっています。フリーペーパーもまだまだありますんで、夏休みに是非! 

 吉祥寺は楽しい町ですよ。駅からちょっと歩きますが、今日行った成蹊大学の前のカフェ「A.K Labo」(http://www.aklabo.com/)は、禁煙だし、ケーキの味が優しくて良かった。

 フェアで本をご購入くださった方は、感想などをこっそり教えてくだされば幸いです。

*1:今の若い人は何のことだか分からないかもしれませんが「ロン毛」とか「渋カジ」とかの時代だったのです。