フリーペーパーを印刷する。
啓文堂書店・吉祥寺店さんで配布するフリペを印刷させてもらうために白水社さんへ。
通常の読書会では、一人で印刷、製本全てやるのだが、今回は部数が多いために白水社さんの力を借りた。
えーと。今、若干アルコールが体に入っていますのでブックフェアの詳細は、また後日…。
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「売れるのが良い本である」という言説がある。
また、「良い本が売れないのはおかしい」という言説もある。
これはおそらくどちらも間違っている。
良い本は、出版社さんと読者で作っていくものではあるまいか。どっちも努力するのだ。そうでなくて、何が文化だ。そしてそれが、1ミリでも世界を良い方向/面白い方向/ドキドキする方向へと導くのではないか。たぶん。
今回のブックフェアは、つまり、そういう企画だと思っている。
フリーペーパーはもちろん0円ですけど、せめて1冊は「これは!」と思う本を見つけて、買ってくれたら嬉しい。
帯もおしゃれだよ(さっき付けてきた)。
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そうそう、Uブックスに、今回のフェア用の帯を巻いているとき、白水社のTさんが、イタロ・カルヴィーノの『木のぼり男爵』を見つけて「これ、いいですよね〜!」とおっしゃった。
そうなんですよ! いいんですよ! 『木のぼり男爵』はカルヴィーノの三部作の中でも、一番面白いんですよ!!