愛なき世界

　えー、業務連絡ー、業務連絡ー。

　アヤヲ会長と極楽寺坂さんが夏のブックフェアのために選んでくれた

　『悲しき酒場の歌』カーソン・マッカラーズ*1　
　『コレクター』ジョン・ファウルズ*2
　『走れウサギ』ジョン・アップダイク

　
　が、現在、書店在庫のみ存在か、完全に品切れ中の模様ー。すいませんが代案をお願いします。　

　どーーーーーーでもいいような駄本が何万部も何十万部も売れて、大切な本が消えてゆく。こういう世の中は読者が変えていくしかない。

*1:小男と大女の純愛物語。って、今マニアの世界で流行中のシチュエーションだよねえ?　アメリカ南部の濃密な空気がテクストからにじみ出る、マッカラーズの傑作。

*2:『コレクター』は映画化されているし、『走れウサギ』は米文学のキャノンではありませんか…。どちらも読後感が「最悪」な名作なのになあ。この2冊とジョン・バースの『旅路の果て』を合わせた3冊が、僕にとってのUブックス「最狂最悪ベスト3」です（←良い意味で）