100円の古本が毎日買えるだけの財力があれば、それで幸せ

乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)

　経済とは「ただ循環すること」で、そういう大雑把なものの中で「利潤を得る」の部分だけがクローズアップされてしまった――――そういう「たった一つの方向性」ばかりが強調された結果、今の世界経済は苦しいことになっているのだろう。そして、それに連なる我々の生き方だって、どこかで苦しくなっているのだろうと、私は思っているのです。
(p102)

　色々なことをうやむやにして日々の生活を送っている特殊会社員にとって非常に勇気付けられ本だった。

　そして

黒い時計の旅 (白水uブックス)

　は見事に（また）挫折した。どうしても2/3以上読めません！