昨日の忘年会、お疲れ様でした。
- 作者: 阿刀田高
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1985/11
- メディア: 新書
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「私、大学時代まで『幻想小説』を『ぼうそうしょうせつ』と読んでいた」。
昨日の読書会は、「幻想小説」というジャンル自体の虚構性を問い直す、そんな奈保千佳さんのラディカルな第一声から始まった。
冒頭から白熱する議論。パーティのオーガナイザーである月立さんは絶妙なMCで場を盛り上げていく。時に、熱くなりすぎ、あわや掴み合いの喧嘩に発展しそうな瞬間もある。しかし、そこは大人。ギリギリのところでクールダウンし、お互いの論点の落とし所を探っていく。(以上、私は呑み会を掛持ちし、途中参加だったため全て想像で書きますた。)
会の後半では、メンバーそれぞれが課題図書の中でのベストワン作品とその感想を述べ、同時に生涯の「幻想小説」べストワンを挙げていった。
結果は以下の通り。
■我が生涯の幻想小説ベストワン
月立晶 川端康成「
ひまわり」→「たんぽぽ」
奈保千佳 夢野久作「ドグラマグラ」
極楽寺坂みづほ 津原泰水「綺譚集」
辻夏悟 中井英夫「虚無への供物」
アヤヲ会長 澁澤龍彦「高丘親王航海記」
内海惟人 「?」
南野うらら 「?」
連休中も、土曜当番で出勤(3連休の真ん中のクリスマスイブですぜ)だったりするので、2、3日BLOGの更新をお休みします。