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フジテレビの月9ドラマ「ラストクリスマス」。10年ぐらい前のトレンディドラマを脱構築（？）した内容が新鮮である。やはり、月9は、何も考えずに、のほほんと見れるものがよい。
主人公たちの、バブリーな生活ぶりに対して「リアリティがない」との批判を聞く。しかしリアリティがなくて何がいけないのか。だって「スター・ウォーズ」を「リアリティがない」と非難する人はいないでしょう！（←弁護になってない）。織田裕二さんの唇の血色が悪くて、何がいけないのか！（←だれもそんなことは言ってない）。
波乱万丈のメロドラマが、キッチュなものとして持て囃されている昨今ですが、僕はトレンディドラマ全盛期に思春期を過ごしたものとして、フジテレビの蛮勇に手の骨が砕けるほどの拍手を送りたいのです。