ヨガ初体験物語
Office Yoga: Simple Stretches for Busy People
- 作者: Darrin Zeer,Michael Klein
- 出版社/メーカー: Chronicle Books
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: ハードカバー
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日曜日に、同居人とヨガ初体験物語。*1
参加したのは超ビギナーズ・クラス。男子は、20人中、私一人((C)ローレン・バコール)。でも、こんな状況は大学(英文科)のゼミで何度も経験しているので問題なし。
1時間半のレッスンで習ったのは、id:URARIAさんが「無理! 絶っっ対、無理!」と主張していた基本中の基本のポーズである「太陽礼拝」。これは犬のポーズやコブラのポーズなど、複数のポーズの組み合わせからなる。この一連の動きができないと何も始まらないらしいのだが、「太陽礼拝」のせいで、僕は生まれて初めて腰がつりました。いきなりハードルが高いぜ…。
とはいえ、インストラクターの先生は美人だし、体の下にひくマットの色はポップだし、スタジオはアロマのいい匂いだし、BGMはブライアン・イーノ&ロバート・フリップの『イブニング・スター』(に似た曲…)だし、(そうそう、適度な運動にもなるし!)、なかなか悪くないですよ。
しかも犬のポーズやコブラのポーズなどを習得して、仕事中に何気なくデスクの上で披露すれば、職場の皆さんの退屈なオフィス・ライフの慰めにもなるだろう。コブラのポーズのまま「キシャーーーーッ!」とでも叫べば、長期休暇がもらえるかもしれない。
今流行っているヨガは、アジアからの直輸入ではなく、1回アメリカを通過して日本に入ってきているから、心ある人はコロニアリズムだなんだとか言うかもしれませんけれど、僕にとってそんなことはどうでもいいのです。外資系コーヒーチェーンと同じように、お手軽にアメリカン・ライフに接続できる装置として、今後もヨガを積極的に活用したいと思いますた。
*1:それにしても、『夏・体験物語』とか『毎度おさわがせします』とか、思春期男子の欲望の安全弁となっていた、「ちょっとエッチなテレビ番組」って最近やってませんね。今の子どもたちの抑圧されたリビドーが何処に向かっていくのか、人ごとながら心配です。